正夢の話は前回しましたが、まだもう一つあります。それは私がまだロサンゼルにいたころです。その頃私はホテルに住んでおり、カウンターで接客の仕事もしていました。そのホテルには日本から来ていた母親が韓国で5歳の男の子を連れた親子がいました。母親はよく私にその男の子を面倒見るように伝えるとどこかへ行ってしまう忙しい母親でした。その子は私のことを呼び捨てして毎朝いっしょにテレビを見にカウンターへ遊びに来ていました。とてもかわいい子でした。そんなある朝、私は夢でその男の子が血まみれになる夢を見ました。私は起きるとすぐさま何かしなくちゃという思いに駆られ、必死に助かりますようにと祈りました。それがうまくいっていたかはわかりませんが、それから数日後にその男の子は道路に走っていき、車がまさにぶつかるすぐ目の前で止まりました。その話はホテルのマネージャーから私がいないときにおこったと聞いて、私は本当に良かったと心から思いました。これはただ単に偶然なのでしょうか?私の母親も正夢を見たことがあり、本屋での友達との会話を全て覚えていたようですが、そのことを言おうとしたときには遅かったようです。それよりも驚くのが、3月11日の地震の前日に私の母はいきなり耳鳴りがして、その時感じたのは次の日地震があるということだそうです。私はその地震があった時はカナダにいましたが、日本を去る際に大きな地震があっても、僕は大丈夫だなとふと感じていました。これは偶然なのでしょうか?私には説明できません。

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